イントロダクション
GBI（ジョージア州捜査局）の特別捜査官・ウィル・トレントが、独自の視点とスキルを駆使しながら難事件を解決していくクライム・サスペンスの第2弾。
犯罪は、彼の眼にこう映る…。カリン・スローターのベストセラー小説「特別捜査官ウィル・トレント・シリーズ」を原作としたクライム・サスペンス。
GBI（ジョージア州捜査局）の特別捜査官ウィル・トレントは、独自の視点とスキルを活かしGBIで最も高い検挙率を誇る。しかし、アトランタ市警の汚職事件を解決した過去から警察との折り合いが悪い上、常に三つ揃いのスーツに身を包み、昔ながらの携帯を使い、カセットテープ型のボイスレコーダーで事件を記録するなど、局内では変人扱いされていた。洞察力に長けて切れ者だが、単独主義で独特な彼の人柄の背景には、出生時にごみ置き場に捨てられた過去があった。崩壊した里親制度の中で過酷な青春時代をすごした彼は、失読症に悩まされながらも、自分と同じようなつらい思いをする人を出さないため、事件を解決していく。
シーズン2では…
ウィルの出生の秘密が明らかになったシーズン1。母ルーシーはプエルトリコ出身で、生前、連続殺人犯の男から好意を寄せられていた。ルーシーはウィルを出産した際に命を落とし、その死を逆恨みした男は、数十年を経てウィルを狙う連続殺人を再開する。事件は一応の終息を迎えたものの、ウィルはその男が自分の実の父親かもしれないという衝撃の事実と向き合うことに。そんな中、シーズン2では新たな爆破事件が発生。捜査を進める中で、ウィルは“父かもしれない男”に協力を求めざるを得なくなる。一方、アンジーは過去の自分と同じく性被害に遭った少女の罪をかばい、彼女が再出発できるよう支え続けていたのだが…。
失読症とは
失読症（ディスレクシア）とは、会話能力に問題がないにもかかわらず、文字の読み書きに特有の困難がある状態のこと。特に、文字の認識や音との結びつきに課題があり、文章の理解や記憶にも影響を及ぼすことがある。他人が書いた文字はもちろんのこと、自分で書いた文字も、しばらくすると読むことができない場合もある。主人公ウィル・トレントは失読症を抱えており、文字による記録が困難なため、事件の記録をカセットテープに音声で残すという方法を取っている。
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見どころ
孤独だったウィルに訪れた、心の救いと家族の温もり
ずっと両親を知らずに育ち、「自分はひとりだ」と信じてきたウィル。そんな彼が、シーズン1の終盤で母・ルーシーの存在と悲劇的な過去を知り、さらには、殺人犯の息子かもしれない、という衝撃の事実に直面。心が揺れる中、ルーシーの弟＝ウィルの叔父・アントニオの存在を知ることに。意を決して連絡すると、ウィルを温かく迎え入れるアントニオ。初めて感じる“家族のぬくもり”に、長年閉ざされていたウィルの心が少しずつほどけていく。トラウマと孤独を抱えて生きてきた男が、ようやく見つけた心の救い。ウィルの“変化”と“成長”につながる展開に注目！
I ｔhought you might choose me.
1話目で初登場する爆弾処理班のクリケット・ドーソン。ウィルは自分に好意を抱き、接してくる彼女を少しずつ受け入れ始めていた。だが、ウィルは突然目の前で彼女を失ってしまう。ウィルと共に育ち、強い絆で繋がっているアンジーは無償の愛で深く傷ついたウィルを包み込み、そのまま自然な形で二人は復縁する。穏やかな時間を楽しむ二人だったが、幸せな時間は長く続かなかった。ある事件で、ウィルの「絶対的な正義」とアンジーの「善意の暴走」がぶつかり、二人の関係を壊すほどに…。「私を選んでくれると思っていた」、最終話のアンジーの言葉がとても印象に残るシーズン2。果たして、ウィルとアンジーに何が起こったのか。キャスト
【ウィル・トレント】ラモン・ロドリゲス
【アンジー・ポラスキー】エリカ・クリステンセン
【マイケル・オームウッド】ジェイク・マクラフリン
【フェイス・ミッチェル】イアンサ・リチャードソン
【アマンダ・ワグナー】ソーニャ・ソーン
