イントロダクション
大物プロデューサーのディック・ウルフが手掛ける犯罪アクションドラマ。FBI捜査官の闘いを、他の犯罪ドラマとは一味違う重量感と真実味で描く大人気作品。
舞台は大都会ニューヨーク。アメリカの治安維持を担う犯罪捜査機関FBI(連邦捜査局)の精鋭チームが、市民の安全と平和を脅かすテロや誘拐、麻薬密売に人身売買などの凶悪犯罪に立ち向かっていく。一刻一秒を争うスリリングなストーリー展開やダイナミックなアクションはもちろんのこと、最前線に立つ捜査官たちの素顔に迫っていく感動的な人間模様にも要注目。『LAW & ORDER』シリーズなどの名プロデューサー、ディック・ウルフが手がけた本作は、数あるFBIを題材としたテレビシリーズの中でも彼らの多岐に渡る捜査活動を多角的かつリアルに捉えており、従来の犯罪捜査ドラマとは一線を画す。重量感と真実味を備えたヒューマンドラマ。
シーズン6では…
物乞いに現れたホームレスの男性が、バス停のベンチ下にあったリュックサックを拾い、バスに乗り込むと大爆発。10名の死者と数十名の負傷者が出てしまい、マギーたちは目撃者の証言をもとに、爆弾を仕掛けたテロ組織を追う。一方、前シーズンでニーナとの間に子供が誕生したスコーラは、息子ダグラスの育児に奮闘。父親としての責任と仕事のバランスに苦悩するように…。
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見どころ

現代アメリカの闇を描いた重厚感のあるエピソード
シーズン6の冒頭では、極右政治家を狙った爆破テロ事件が発生。目撃者は顔を見ていないにも関わらず、犯人を中東系の男性と証言するなど、ステレオタイプ的な描写も見受けられ、フィクションでありながら、現代アメリカが抱える政治的分断や過激思想の問題を鋭く映し出している。緊張感あふれる展開の中に、社会的なテーマが巧みに織り込まれており、質の高い社会派サスペンスに仕上がっている。
マギーに人生の転機が…?
育児と仕事の両立に悩むのは、前シーズンで子どもが生まれたスコーラだけではなかった。シーズン6では、ある事件をきっかけに、マギーが同僚の子どもを引き取ることに。これまで仕事一筋だった彼女の生活は大きく変わり、家庭とキャリアの両立という新たな課題に直面することになる。一方、マギーが仕事を抑えている間、O.A.はスコーラとペアを組むことに。ウェストポイント(アメリカ陸軍士官学校)を卒業し、イラクでの戦闘任務も経験した叩き上げのO.A.と、アイヴィーリーグ卒でウォール街の金融マンだった過去を持つ論理的なスコーラ。性格もバックグラウンドも正反対の2人が、時にぶつかりながらも信頼を築いていく姿に注目!
キャスト
【マギー・ベル】ミッシー・ペリグリム(小林ゆう)
【オマル・アドム・“O.A.”・ジダン】ジーコ・ザキ(増元拓也)
【ティファニー・ウォレス】キャサリン・レニー・ターナー(田村睦心)
【ジュバル・バレンタイン】ジェレミー・シスト(小山剛志)
【イゾベル・カスティーユ】アラナ・デ・ラ・ガーザ(加藤沙織)
【スチュアート・スコーラ】ジョン・ボイド(福田賢二)