イントロダクション
誰しも一度は思うはず、もしも人の心が読めたなら…
なぜ彼にはその才能があるのか? 彼の使命は何なのか…
トビー・ローガン(クレイグ・オレジニク -「ザ・タイムキーパー」、「ランナウェイ」)は有能な救急救命士であるが秘密を持っている。
彼は他人の心が読めるのだ。
里親に育てられたトビーは両親について何も知らないが、そのことがトビーの能力と密接に関係している。能力を隠しているためにトビーは人を寄せ付けない面が多少ある。トビーの能力を唯一知っているのは、彼の良き相談相手であり、助言者であるレイ・マーサー(コルム・フィオール‐「24 TWENTY FOUR リデンプション」「チェンジリング」)だけである。
2人はこの能力の可能性について調べていた。仕事のパートナーであるエネルギッシュなオスマン・“オズ”・ベイ(エニス・エスマー‐「ビラブル・アワーズ」「ヤング・ピープルズ・ファッキング」)と共にトロントの町を走り回るトビーをドラマは追い、彼が危機に陥った人々を助けようとする姿、自身の心の傷をいやしていく様子を描いていく。
仕事中に人々を助けることはままならないため、トビーはプライベートの時間を使って人助けをすることになる。いざという時にトビーを落ち着かせるのは、相棒であるオズのユーモアだ。
時には厳しく、時には優しいチャーリー・マークス刑事(リサ・マルコス‐「フラッシュポイント」「ケビン・ヒル」)とトビーの元恋人で緊急治療室の医師であるオリビア・フォーセット(ミレーヌ・ディン=ロビック‐「スターゲイト:アトランティス」「ダ・ビンチズ・インクエスト」)のおかげで、トビーは自身の能力が人の役に立つと考えるようになる。
トビーの上司、ジョージ・ライダー(アーノルド・ピノック‐「ライフ With デレク」)と部長刑事のブライアン・ベッカー(アンソニー・レムケ‐「ルーマーズ」「テンプル騎士団の古文書」)が物語を引き締める役割を果たしている。